ドキュメンタリー上映会「おにい〜筋ジスになって絶望はないの?機能不全家族の妹 が問う〜」

2022.10.21(金)

ドキュメンタリー上映会「おにい〜筋ジスになって絶望はないの?機能不全家族の妹 が問う〜」

筋⾁が減少・壊死していく指定難病“筋ジストロフィー”
⽇本の患者数は約25,400⼈
兄に妹は問う「悲観することはないの?絶望はないの?⾃殺を考えたことは?」
⾝内だからこその鋭い切り⼝でインタビューする。
兄は体の苦痛を訴えることはあっても、⼈⽣を悲観したような発⾔は⼀切無い。
「病気を⾔い訳にしない」、「⽣きているだけで丸儲け」と明るく話すが…
障がい者と健常者の狭間にいる中途半端さや、
⾒た⽬が「ふつう」というプレッシャーを抱えていた。


〜作品をご覧になる前に〜
本作は2014年に公開された学⽣作品を2022年にリブートしたものです。
機能不全家族や虐待の直接的な映像は使⽤していませんが、演出⽅法や⽂字情報にはセンシティブな要素があります。
監督⾃⾝も当事者でしたので、その点を最⼤限考慮する姿勢で取り組んでおりますが、敏感な⽅や体調に不安がある⽅はご注意ください。

●上映観覧費
無料
当日は上映後の感想等を記入していただけるアンケートをご用意しております。
観覧無料のかわりにアンケートのご協力をお願いいたします。

※観覧後にそのままアトリエ利用していただく場合は、アトリエ利用料を別途頂戴します
※「①13:30~」の参加後にアトリエ利用する場合、
 「②14:40~」からの観覧希望者がいた場合、隣の部屋に移動をお願いする場合もございますのでご協力ください。

●日程
10/29(土) 終了
10/31(月) 終了
11/28(月)
11/29(火)

●時間
①13:30~
②14:40~

●定員
各時間帯で4名まで(定員に達した場合は別日をご案内させていただく場合があります)

▼お申し込みフォームへ移動

予告編


◆概要◆

作品名(フルネーム) おにい〜筋ジスになって絶望はないの?機能不全家族の妹が問う〜
作品名(略称)
監督名 AikoKomeda
上映時間 20分
制作著作 CreDes
完成年 2014年オリジナル版 / 2022年完結版
クレジット DIRECTOR/CAMERA/EDITOR︓AikoKomeda

MOIVE MUSIC︓Toshiki Nakamura

BGM by MotionElements
LANDSCAPE MATERIAL by MotionElements

資料映像︓国会審議映像検索システム(政策研究⼤学院⼤学)
協⼒︓原⼀男 ⼩林佐智⼦ ⼤阪芸術⼤学
病名 顔⾯肩甲上腕型筋ジストロフィー
詳細 筋⼒低下をみる進⾏性の遺伝⼦疾患。筋⾁組織が萎縮・壊死し、機能が失われていく病。2015年より指定難病となる。
顔⾯肩甲上腕型は上半⾝を中⼼に筋⼒が低下。特に⾸・肩・腕の負担が⼤きい。将来、利き腕が使えなくなったり呼吸器障害などの合併症も起こりうる。
症状には軽症から重度など様々あり、発⾒まで⾒過ごされやすい。
ALSと筋ジスはよく混同されますが、性質が異なる。
ALSは神経、筋ジスは筋⾁に関わる遺伝⼦などが原因といわれている。
受賞・上映歴 2014年5⽉10⽇ JPPA AWARD2014 学⽣部⾨ ドキュメンタリー シルバー賞受賞
2014年9⽉14⽇ 「NNNドキュメント'14」 全国放送
2014年10⽉27⽇ 「NEWS every. 」関東放送
2015年5⽉13⽇ 「ザ︕世界仰天ニュース」全国放送
2022年8⽉27⽇ TDU・雫穿⼤学国際映画祭「⽣きたいように⽣きる」オンライン
2022年12⽉末 株式会社precog「まるっとみんなで映画祭2022」オンライン
2022年12⽉ THEATRE for ALL バリアフリー版 配信予定
監督紹介 映像編集者歴約10年。原⼀男監督指導の下、制作した短編ドキュメンタリー
「おにい」がJPPA賞受賞し全国放送される。⼤阪芸術⼤学 卒業。
⽇本テレビや読売テレビなど⼤⼿制作会社で映像技術、グラフィックデザインを習得。
独⽴後、映像制作のほか中⼩企業向けにIT導⼊サポートや、動画配信サイトの⽴ち上げ、社会活動に取り組む団体へのプロボノや寄付などジャンル問わず活動。
アーティスト・制作者からのメッセージ 本作を通して、⽣きることに悩んでる⼈に共感や元気を感じてもらいたいという思いが強いです。
⼈間は障がいの有無やルックスや性別などを分け隔てなければ、皆それぞれ悩みが似てたり共通点はたくさんあると思います。
なので、本作のおにいと視聴者ご⾃⾝が「同じ⼈間だな」と感じてもらえたら嬉しい。
今の時代は、戦争で苦しむ国も…平和に慣れてる⽇本でさえも、⼈の⽣き⽅を「⾃分じゃない誰かが主導権を持っている」と思います。
そういう時代だからこそ「⽣きることの権利」についてメッセージを込めました。
公式HP https://aikokomeda.com/movie


「おにい」上映会参加申し込みフォーム

お申し込みは終了しました。